職業奉仕委員会委員長会議


 8月27日、第2760地区職業奉仕委員会委員長会議が、名鉄ニューグランドホテル(名古屋市中村区)で開催された。
 今回の会議のメインとなったのは、深川純一氏(第2680地区パストガバナー)による講演「永遠の課題 職業倫理」である。
 職業奉仕に造詣の深い深川氏だが、体調不良により昨年の講演が急遽中止となっていたため、念願の講演がようやく実現したかたちである。
 昨年、深川氏に代って講師を務め深川氏と親交のある関口宗男氏(第2760地区2001~2004年度職業奉仕委員長)による講師紹介に導かれて、講演は始まった。
 冒頭、深川氏はロータリー発足当時の素晴らしい理念が近年崩壊していると大胆に指摘し、参加者の関心をぐっと引き付けた。
 ロータリーの崩壊を最近のアメリカ経済の崩壊と比較しながら、職業技術そして職業倫理が失われつつある現代社会の問題点を解説。「思いやり」を持って職業に向き合うことの大切さと困難さを説き、だからこそ職業倫理は永遠の課題であると結んだ。
 難しい理念が議題だけに退屈になりがちなところを、随所に様々な実話や詩の一遍を引用しながらの語り口は、約1時間半の座学を興味深い講演に見事に昇華させ、講演後の質疑応答も併せて、大変有意義な会議となった。
 講演後は、職業奉仕の理解に役立つDVDを鑑賞。続いて石川和昌氏(第2760地区パストガバナー)による講評を経て、10月の職業奉仕月間に向けて各ロータリーで職業奉仕の理念を参加者全員で確認し、会議は閉幕した。